
私たちの身の回りには、さまざまな愛の形があります。恋人同士の燃え上がるような愛、親子や夫婦など家族への愛、生まれ育った故郷への愛、身近な動物への慈しみの愛。また、最近よく耳にする「推し活」も、一つの愛の形といえるでしょう。この冬、山種美術館ではLOVEをテーマにした日本の近代・現代絵画を中心に取り上げ、ご紹介する特別展を開催します。
鏑木清方《薄雪》 福富太郎コレクション資料室芸術のモティーフになった愛といえば、一番に思い浮かぶのが恋愛です。鏑木清方は近松門左衛門作の浄瑠璃本『冥土の飛脚』に取材し、名品《薄雪》(福富太郎コレクション資料室)で、悲恋の物語を格調高く表しました。また、家族愛の視点では、愛娘の初節句を祝い描かれた速水御舟《桃花》をはじめ、親子の愛情にあふれる優品が注目されます。
郷土愛の感じられる作品では、川﨑小虎が故郷を夢見る子どもの姿を《ふるさとの夢》に表しました。さらに、「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と述べた奥村土牛の《兎》など、画家ならではの動物愛が表現された作品も数多くご紹介します。
冬はクリスマスやお正月、バレンタインデーなどで、親しい人、大切な存在に接する機会もあることでしょう。一年で最も愛が身近となるこの季節に、画家たちが多彩に描いたLOVEの名品をお楽しみください。
鏑木清方《薄雪》 福富太郎コレクション資料室、 北野恒富《道行》 福富太郎コレクション資料室、 池田輝方《お夏狂乱》 福富太郎コレクション資料室、 小林古径《清姫》、 小茂田青樹《愛児座像》、 速水御舟《桃花》、 川合玉堂《観世大士》、 小山硬《天草(洗礼)》、 奥村土牛《浄心》、 小倉遊亀《憶昔》、 川合玉堂《鵜飼》、 川﨑小虎《ふるさとの夢》、 横山操《越路十景》、 奥村土牛《兎》、 上村松篁《白孔雀》、 小針あすか《珊瑚の風》ほか
※所蔵表記のない作品はすべて山種美術館蔵。
※出品内容には変更が入る場合があります。
※作品画像の転載・流用はご遠慮ください。
一般1400円(1200円)、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
冬の学割:大学生・高校生500円
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円、左記いずれかのうち大学生・高校生1000円
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。
下記チケットのご提示で入館料を100円割引いたします。
■太田記念美術館との相互割引について
■戸栗美術館との相互割引について
*いずれも対象券1枚につき1名様、1回限り有効。
*入館チケットご購入時に受付にご提示ください。
*購入後の割引はできません。
*オンラインチケットは割引対象外。
恋愛、家族愛、故郷への愛、動物への愛、さらには信仰に基づく愛など、画家たちがさまざまな愛の形を描いた作品を一挙公開します!
奥村土牛《兎》山種美術館
速水御舟《桃花》山種美術館
鏑木清方《薄雪》、北野恒富《道行》、池田輝方《お夏狂乱》。いずれも悲しいラブストーリーに基づく福富太郎コレクション屈指の名品をご紹介します!
池田輝方《お夏狂乱》福富太郎コレクション資料室
北野恒富《道行》福富太郎コレクション資料室
能や歌舞伎の題材にもなった、道成寺にまつわる安珍清姫の伝説。それに取材した品格あふれる連作で、古径の代表作《清姫》を一堂に展示します!
小林古径《清姫のうち「寝所」》山種美術館
小林古径《清姫のうち「日高川」》(部分)山種美術館
*上記文中のうち、所蔵先表記のない作品はすべて山種美術館所蔵です。