
-心が温かく、優しい気持ちになれる日本美術で、癒しのひとときを
日常が大きく揺らぎ、不安定な世界情勢が続く今、「マインドフルネス」、「ウェルビーイング」、「チル」といった心の動きを意識する言葉が時代のキーワードとなっています。その背景として、自分自身の内面と向き合い、心を癒やすことが求められているといえるでしょう。このたび山種美術館では、日本美術の鑑賞を通して、心が癒やされる展覧会を開催します。
伊藤若冲 《伏見人形図》
伊藤若冲や長沢芦雪が描いたゆるくてかわいい姿。ユーモアあふれる作品に、自然と笑みがこぼれます。また、愛らしい動物や子どもを描いた作品からは、対象をいとおしむ画家の愛情が伝わってきて、見た目のかわいらしさに心が和らぐとともに、温かな気持ちになります。
そして、優しく包み込まれるような自然を描いた川合玉堂の作品や、心地よい音を想像させる上村松園の作品を前にすれば、気持ちがリラックス。さらに、作品の制作が画家自身の心を癒やすことになった例もご紹介します。
心が安らぐ日本美術が並んだ、心地よい展示室で、癒やされるひとときをお過ごしください。
伊藤若冲《お福図》(個人蔵)、《蜻蛉と鶏図》(個人蔵)、竹内栖鳳《鴨雛》、川合玉堂《山雨一過》《渓雨紅樹》、 西村五雲《寒渚》、安田靫彦《観世音菩薩像》、奥村土牛《枇杷と少女》《浄心》、小野竹喬《春野秋渓》、小茂田青樹《雛》《愛児座像》、山本丘人《風景》、川本末雄《秋耀》、吉田善彦《五月の沼辺》、佐藤太清《清韻》、平川敏夫《篁韻》、松尾敏男《緑枝翠影》、 林功《月の音》、小笠原元《本島の春》、千住博《光》、小川芋銭《農村春の行事絵巻》、山口晃《肖像画 小川芋銭》 ほか
※所蔵表記のない作品はすべて山種美術館蔵。
※出品内容には変更が入る場合があります。
※作品画像の転載・流用はご遠慮ください。
一般1400円(1200円)、大学生・高校生1100円(1000円)、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円、左記いずれかのうち大学生・高校生1000円
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。
伊藤若冲《布袋図》、《蜻蛉と鶏図》や、長沢芦雪《菊花子犬図》(いずれも個人蔵)をはじめ、肩の力が抜けたゆるくてかわいい作品の数々をご堪能ください。
ふわふわとした見た目が愛らしい奥村土牛《兎》や竹内栖鳳《鴨雛》、愛しい我が子を描いた小出楢重《子供立像》など、かわいらしい姿に思わずにっこり!
古き良き日本の風景を描いた川合玉堂《山雨一過》や、心地よいさえずりが聞こえてくるような上村松園《杜鵑を聴く》など、心が安らぐ作品とともに、美術館でリラックスした時間をお過ごしください。
上村松園 《杜鵑を聴く》
小川芋銭は、農業に従事するかたわら絵画制作を行い、河童を題材とした作品でよく知られています。 本展覧会には、小川芋銭《農村春の行事絵巻》とともに、山口晃による《肖像画 小川芋銭》(個人蔵)を展示しています。どちらも、ほのぼのとした雰囲気に心が温まります。
*上記文中のうち、所蔵先表記のない作品はすべて山種美術館所蔵です。