
映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。2023年、当館では、画題となった土地や、画家と縁の深い場所を「聖地」とし、その土地が描かれた作品と、現地の写真をあわせて展示する「日本画聖地巡礼」展を開催し、多くの方にご好評をいただきました。このたび、満を持して「日本画聖地巡礼」展の第2弾を開幕します。

速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】山種美術館
映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。2023年、当館では、画題となった土地や、画家と縁の深い場所を「聖地」とし、その土地が描かれた作品と、現地の写真をあわせて展示する「日本画聖地巡礼」展を開催し、多くの方にご好評をいただきました。このたび、満を持して「日本画聖地巡礼」展の第2弾を開幕します。
本展では、青森県・奥入瀬渓流の秋を捉えた奥田元宋《奥入瀬(秋)》、京都府・椿寺地蔵院の五色八重散椿を取り上げた速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】、定宿から見える京都の町家の光景を表した東山魁夷《年暮る》をはじめ、実際の場所を題材とした日本画の名作をご紹介します。また、今回新たに選んだ作品も多数登場します。なかでも、皇居を中心に、東京を俯瞰する視点で描き出した山口晃《東京圖1・0・4輪之段》は、当館の所蔵品となって以来、初めての展示となります。
さらに、前回は日本全国の「聖地」をご覧いただきましたが、本展では、日本だけでなく海外にも視野を広げます。中国・蘇州の水郷をみずみずしい筆致で表した竹内栖鳳《城外風薫》、霧に包まれたイギリス・ロンドンのタワーブリッジを捉えた平山郁夫《ロンドン霧のタワァ・ブリッジ》、晴天の下に立つエジプトのピラミッドを描いた千住博《ピラミッド「遺跡」》など、世界の「聖地」をご堪能ください。
2025年秋、そうそうたる画家たちの名品が並ぶ美術館で、日本各地、さらには世界各国の「聖地」を巡る旅をお楽しみいただけましたら幸いです。
奥田元宋《奥入瀬(秋)》、橋本明治《朝陽桜》、川端龍子《月光》、横山大観《飛瀑華厳》、山口晃《東京圖1・0・4輪之段》、速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】、山口華楊《木精》、東山魁夷「京洛四季」連作:《春静》《緑潤う》《秋彩》《年暮る》、奥村土牛《鳴門》《城》、吉田善彦《塔》、平山郁夫《阿育王石柱》《ロンドン霧のタワァ・ブリッジ》、千住博《ピラミッド「遺跡」》、横山操《アメリカ五題のうち「マンハッタン」》ほか
一般1400円(1200円)、大学生・高校生1100(1000)円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円、左記いずれかのうち大学生・高校生1000円
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。
速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】をはじめ、東山魁夷の京洛四季シリーズである《春静》・《緑潤う》・《秋彩》・《年暮る》、奥村土牛《鳴門》、奥田元宋《奥入瀬(秋)》など、当館屈指の優品が並びます!
東山魁夷《春静》山種美術館
東山魁夷《緑潤う》山種美術館
東山魁夷《秋彩》山種美術館
東山魁夷《年暮る》山種美術館
今回は海外にも飛び出します!中国、イギリス、エジプトなど、日本とともに、世界各国の「聖地」をお楽しみください!
竹内栖鳳 《城外風薫》
千住博 《ピラミッド「遺跡」》
2019年放送のNHK大河ドラマでオープニングのタイトルバックに登場した、山口晃《東京圖1・0・4輪之段》が、当館では初出品!皇居を中心に東京の風景が、画家独特の鳥瞰図で描かれています。
山口晃《東京圖1・0・4輪之段》山種美術館*上記文中のうち、所蔵先表記のない作品はすべて山種美術館所蔵です。